Q&A

Q1.省エネ暖房・換気システムとは?

A.
ELハウスの暖房・換気システムは、すべて床下から暖かい空気の力で、家全体を暖房しながら換気するシステムです。
基礎コンクリートは、外部をしっかり断熱し、中央の土間コンクリートを蓄熱体としています。
ボイラーは1台で、1Fの暖房機はすべて床下に配置していますので、室内には暖房機がなく、室内が広く使えます。
換気は、熱交換型24時間換気で、床下に取込みます。
空気は暖まると浮力が生じ、上昇気流となります。
炭フィルターを通過したフレッシュ空気が暖房機で暖められ、床下スリットからやんわりと室内と暖房します。
暖房時床下が暖かいので、1F床はすべてやわらかい床暖房になります。
2F各室にはオイルラジエーターを配置しているので、各室個別の温度制御ができます。
暖房・換気システムは暖めた空気の力を利用して、家全体を暖房するシステムです。


Q2.PFP束床工法(耐震工法)とは?

A.
ELハウスは、主要構造部を乾燥集成材としたPFP束床工法(プレカット・フレーミング・パネル工法)です。
柱・梁部は高強度金物接合で、断面欠損も小さく、耐震性の高い工法です。
乾燥集成材はくるいが少なく、材種や乾燥度によりますが、一般材より1.5倍程度の強度があります。
土台は米ヒバ材を使用し、建物に一切防腐剤を使用しません。
湿気る部分がない構造なので、寿命の長い住宅となります。
外壁は、構造用合板ア9.0mm貼りで耐震壁を構成し、基本的に軸組工法なので、増改築も可能です。


Q3.外壁・断熱の仕様は?

A.
外壁面の断熱は、吹込グラスウール(厚105mm)+FP板(厚50mm)を標準とし、断熱性を確保しています。
ランクアッププラン(EL-G)では、吹込グラスウール(厚184mm)+FP板(厚50mm)とし、さらに高断熱の住宅を提供しています。
外壁材は、お客様のお好みで防火サイディング(窯業系)や金属サイディング、樹脂サイディング等に対応しております。いずれの場合も断熱性能(社内基準値Q≦1.3)は確保します。


Q4.住宅のQ値・C値とは?

A.
Q値とは、家全体の熱損失係数(kcal/h℃)です。
冬期間の暖房時に、暖房した熱が家全体からどれくらい外に逃げているかという目安となります。
Q値が大きい家は寒く、小さい家は暖かい事になります。

C値とは、家全体の気密試験値(cm2/m2)です。
家の隙間がどれくらいかという測定値です。
C値が小さいと隙間風のない暖かい家になります。

暖かい家にするためには、Q値を管理し、小さくなる様に設計します。
国の次世代省エネ基準は、Q≦1.6・C≦2.0となっております。
ELハウス性能基準(自社基準)は、Q≦1.3・C≦1.0としております。
Q値は設計時に、断熱仕様・開口部(サッシ)・換気等の熱損失を熱計算プログラム(Qpex-新住協)を基本に計算し、お客様に提示します。(自社補正)
C値は完成時に、全戸気密試験を行ない、お客様に提示します。


Q5.住宅用太陽光発電システムとは?

A.
太陽の光で発電した電力を家庭で利用するシステムです。(太陽の熱ではありません)
一般的には、屋根に太陽電池モジュールを設備し、CO2を出さない小規模な発電所をもつことになります。
日中発電し、余った電気は電力会社(北電)に売る事になります。
1日のサイクルは『昼→売る、夜・朝→買う』事になります。
1年のサイクルは、特に北海道では『夏→売る、冬→買う』事になります。
「昼→高く売り、夜→安く使う」という事になり、太陽光発電とオール電化はベストカップルと言えます。
オール電化住宅で、一定以上の太陽光発電を設備すると、光熱費0住宅となります。
苫小牧・日高地域は、日照時間が多く雪が少ないため、太陽光発電には道内でも有利な地域と考えています。
最近の原油価格の高騰をはじめとするエネルギー問題環境問題を考えると、家庭のエネルギーを自然エネルギーで賄えればと思います。
但し、南向きの一定の屋根面積がないと、発電能力不足や発電効率が悪くなります。
太陽光発電システムは設計時点で考える必要があります。 新築時に導入すれば工事費用が安くなりますし、将来導入を考える方も、発電に有利な住宅プランにする事をお勧めします。
詳しくはSHARPをクリック


Q7.住宅の保証は?

A.
現在、新築住宅は品確法(住宅の品質確保促進法)により、ビルダー(施工業者)は10年間の瑕疵担保責任があります。
保証対象は「構造耐力上主要な部分」、「雨水の浸入を防止する部分」となっております。
当社のメンテナンスは施工データーを管理し、定期点検を実施・報告しております。
(引渡し後、1ヶ月、6ヶ月、1年、5年、10年を目安に実施)
更に、JIO(日本住宅保証検査機構)に加入登録しております。
JIOは、お客様の立場に立ち「地盤と建物」の一体保証をする第三者機関です。
JIOシステムは、地盤調査と4回の段階検査で、住宅の品質を保証します。
又、建築中や保証期間中のビルダーの廃業や倒産に対し、お客様に施工と費用を保証します。
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